怒ったり叱ったりしなくても子供は育つ! 元教師が発信する、子供が自分で考えて行動できるようになる働きかけ育児法!

怒ったり叱ったりしなくても子供は育つ! 現役教師が発信する、子供が自分で考えて行動できるようになる働きかけ育児法!

実は私も昔は

働きかけの知識「0」

子供にイライラの日々でした...

 

 

「ねぇ。何回言ったらわかるの!?

早く〇〇して

 

 

新米コーチの私は

このフレーズを何回言ってしまったことか...

 

 

私の思い通りに

子供たちが動いてくれない...

 

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良かれと思って言っているのに

子供のためを考えているのに

全然言う通りに行動してくれない

というよりそもそも話を聞いてくれない。

 

精一杯やっているのに

向き合っているのに

話を聞いてくれない。

 

話を聞いてくれないと

次のメニューにいけない...

 

言うことを聞いてくれていない

自分が恥ずかしい...

 

その焦りや不安が

イライラを加速させ...

 

頭では良くないって

分かってるけど...

 

「感情的になるのは良くない...」って

分かっているのですが、

つい、

 

「早くして!」

「これいうの何回目?!」

 

と強く言ってしまうことも...

 

そして

 

「あ〜、強く当たってしまった...」

 

後悔...

 

練習後の楽しそうな鬼ごっこを見て

「練習楽しくなかったのかな...」

と一人で大反省会

 

子供たちと

もっと気軽に

なんでも話せる関係になりたい...

 

私は子どものころ

恋バナ、相談、悩みを

両親に話してきませんでした。

 

だからこそ、子どもたちとは、

 

「なんでも話せる仲になりたいなぁ」

「悩みを話してくれるようになってほしいなぁ」

 

とずっと思っていました。

 

そう思っていた時、

大学生の選手から衝撃の一言...

 

「実は鬼コーチって呼ばれているの知っていますか?」

 

私は驚きました。

 

「お...鬼コーチ...?」

 

しかも、

その選手が描いていた

私の似顔絵まで流れていました。

 

 

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でてきた言葉は

 

「誰これ?!」

 

でした。

目は赤く、生気が宿り過ぎている

もはや怖い存在そのもの。。。

目を疑いました

 

 

「そんなに怒ってたっけ...?」

 

と正直思いましたが、

 

「まずい...このままだとコーチ失格かも...」

 

「大学生にこんな感じで見えてる

ってことは子どもにはもっと怖く...」

 

「機嫌を取るような子どもを

育ててしまうかもしれない...」

 

と感じた私は、

まずは自分から変わらないといけない!

 

そう自分に誓いを立て

勉強して新しい知識を取りれよう!

と決意しました。

 

 

 

でも、ネットや本

「何が正解なの...?」

 

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どんな情報を取り入れたとしても

 

「うん。なるほど。」

 

共感でおわったり

 

具体的に自分がどう変わればいいか

結局何が正解なのか..」

 

と、知識は増えるものの

現状を変えれずに悩んでいました。

 

 

 

 

中高時代の恩師から言われた

斬新なアドバイス

 

学校の先生って

怖いイメージがありませんか?

 

そんな中でもたまーに

生徒とすごく仲がいい

しかも、なめられていない先生

っていませんでしたか?

 

実は、そんな恩師のアドバイス

私の価値観をひっくり返したんです

 

 

 

結局答えが出ないまま、私は教育実習で

母校の教壇に立っていました。

 

教育実習でもうまくいかず、

先生にアドバイスを求めに行きました。

 

「生徒を思い通りに動かすには

どうしたらいいんですかね..?」

 

すると、

先生は想像もしていなかったことを言いました。

 

「思い通りになんていかないよ。

 

私は正直、戸惑いました。

 

「思い通りにいかない...だと...?」

 

もっと具体的なアドバイスを求めていた私は

肩を落としました。

 

でも、先生は続けてこう言ったんです。

 

「でも、環境を変えたら人って行動するよね。」

 

「ん?」と思いました。

環境...?

すると、先生は続けてこう言いました。

 

「環境っていうのはね...

変えるコツはね...」

 

今まで本やネットで色々調べてきましたが

その先生によって

変わったのが私ですから、

すごくスッと私の中に入ってきました。

 

「環境を変える...」

 

私は次の日、

早速実践してみました。

 

普段なら、

「話聞いて!...話するのやめろって!」

と言っていたところを

 

「〇〇...」

 

とおそるおそる言ってみたんです。

 

すると、みんなが

こちらをみて話を聞く体勢になっている...。

 

「まじか...」

 

これは使えるぞと思いました。

教育実習が終わり対象を変え、

普段指導している子どもたちに

実践してみました。

 

 

あれ...子どもたちにも使える...

 

 

しかも驚いたのが

ガミガミ言わなくても

子どもたちが自分から動くようになったんです。

 

しかもしかも、

「コーチあのね!コーチあのね!」

と子どもたちがよってくるように...(泣)

 

自分でも驚きました。

もっと驚いたのは、

子どもたちが自分から動いているけど

 

「一回も怒っていない」

 

 

ということです。

 

 

実際に私は教員としても働いていますが

 

一回も、

怒っていません。しかってもいません。

 

でも生徒は行動してくれるんです。

 

周りの先生からは

「なんでそんな感じで

生徒からなめられないの?」

と言われます。

 

この方法を実践してから

かなり心に余裕が生まれました。

 

高校生だとお互いに恋バナを

したりもします(笑)

 

学期末、

 

「来年も先生がいいな〜」

 

と言ってもらえるようになりました。

 

「子どもたちの笑顔が見たい!」

 

今では私を突き動かすのは

この感情だけです。

 

この子どもへの働きかけを

他の人にも実践してほしい!

 

同じ教科の先生から

 

「なめられない方法ってなに?」

 

と聞かれ、

実践してもらうと

 

「生徒が勝手に行動してくれたよ!

たしかに怒らなかったな...

 

と言ってもらえました。

 

そもそも誰も

怒りたくて怒っている人なんていないと思います。

 

子供のために!!

その思いを働きかけで実践してほしいと思います。