「なんでそんなことするの?」
私はこのセリフ、
口癖のように言っていました。
前の記事では、問いかけには
2種類あるということを説明しました。
この質問は、回答がなんでもあり
の方です。
そして言ってしまえばこの質問...
この手のラスボスなんです。
どういうことかというと、
この質問、質問した側に解答権がある状態です。
例えば、
遊んでいて水をこぼしてしまった
ヒロシくんに対して、
お母さんが、
「ヒロシ、なんでそんなことするの?」
と聞いたとしましょう。
それに対し、子どもが
「遊んでいたから...」
というベストアンサーを言ったとしても、
全然納得いかないと思います。
なぜか...?
この質問が、
お母さんの独り言だからなんです。
この状況の場合、お母さんは
なぜ?と聞かなくても、
『水がこぼれた→理由→遊んでいたから』
ということを理解しています。
つまり、子どもが答えなくても
答えを知っています。
そして最悪の場合、子どもが
「ごめんなさい...」
と言ったとしても、
「ごめんなさいじゃないでしょう!」
というケースになるわけです。
ちなみに私はこのケースを目の当たりにしてきました。
し、自分自身もやってしまっていました。
では、この誰も得をしないループに
入らないようにするには、
「なんでそんなことするの?」
と、言いたくなったら
「なんでそんなことするの...⤵️」
ひとり事のように、つぶやいてください。
答えはもう知っているはずなので。
今回は問いかけが重要ではないケースを
紹介しました。
まとめると、
質問は、相手のことを
知りたい時に使うモノなんだ!
と理解していただきたいと思います!