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正しい子どもへの問いかけとは...?②(問いかけの本質とは)

「なんでそんなことするの?」

 

私はこのセリフ、

 

口癖のように言っていました。

 

 

前の記事では、問いかけには

 

2種類あるということを説明しました。

 

この質問は、回答がなんでもあり

の方です。

 

そして言ってしまえばこの質問...

 

この手のラスボスなんです。

 

どういうことかというと、

 

この質問、質問した側に解答権がある状態です。

 

例えば、

遊んでいて水をこぼしてしまった

ヒロシくんに対して、

 

お母さんが、

 

「ヒロシ、なんでそんなことするの?」

 

と聞いたとしましょう。

 

それに対し、子どもが

 

「遊んでいたから...」

 

というベストアンサーを言ったとしても、

 

全然納得いかないと思います。

 

 

なぜか...?

 

この質問が、

お母さんの独り言だからなんです。

 

この状況の場合、お母さんは

なぜ?と聞かなくても、

 

『水がこぼれた→理由→遊んでいたから』

 

ということを理解しています。

 

つまり、子どもが答えなくても

 

答えを知っています。

 

 

そして最悪の場合、子どもが

 

「ごめんなさい...」

 

と言ったとしても、

 

「ごめんなさいじゃないでしょう!」

 

というケースになるわけです。

 

ちなみに私はこのケースを目の当たりにしてきました。

し、自分自身もやってしまっていました。

 

では、この誰も得をしないループ

入らないようにするには、

 

 

「なんでそんなことするの?」

 

と、言いたくなったら

 

「なんでそんなことするの...⤵️」

 

ひとり事のように、つぶやいてください。

答えはもう知っているはずなので。

 

 

今回は問いかけが重要ではないケースを

紹介しました。

 

まとめると、

 

質問は、相手のことを

 

知りたい時に使うモノなんだ!

 

と理解していただきたいと思います!