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子どものいいところを見つける前にやるべき1つのこと

本を読んだりネットで調べたりすると、

 

「子どものいいところを探しましょう!」

 

 

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と目にすることが多いと思います。

 

でも、その前にやるべきことが1つあるんです...

 

それは...

 

自分が頑張っているところを

 

探してみるということです。

 

 

「子どものいいところがあると

 

子どもが頑張っている」

 

「子どもに悪いことがあれば

 

おやごさんのせい...」

 

いったいお母さんがほめられる

 

のはいつなんでしょうか?

 

 

子どものために...と思っているのに

 

こどもからは反感をかう

 

子育てでうまくいっても

 

ほめられるのは子どもばかり...

 

 

お母さんのやっていることほど

 

大変なものはないんです。

 

だから、子どものいいところを探す前に

 

自分の頑張っているところを改めて

 

考えてみてください。

 

かなり出てくると思うので。

 

 

 

このサイトに行きついたということは

 

何か新しい情報を取り入れたい

 

と思ったからだと思います。

 

 

自分から行動しているうちに

 

自分の頑張りや子育てのいいところを改めて考えて、

 

認めて、ほめてください。

 

 

それから子どもと向き合って

 

いきましょう。

 

 

子育ては長いマラソンなので

 

挫折や困難が多いです。

 

そんな時のモチベーションになるよう

 

子どものいいところを見つける前に

 

自分のいいところを探しましょう!

 

 

 

そして、そこから一緒に子どもが

 

成長できる環境を整えていきましょう!

 

 

閲覧ありがとうございました★

 

 

 

 

心配性はいけないことなのか?

「うちの子大丈夫なのかな...?」

 

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こんな疑問が浮かぶお母さん、

多いのではないでしょうか?

 

今回は子どものことを心配する

 

ことは悪いことなのか?

 

ということについて書きます。

 

結論からいうと、

 

全然いけないことではないです!

 

でも、1つアドバイスするとすれば

 

少し考え方を変えてみてほしい

 

ということです。

 

なぜ考え方を変えてほしいかというと、

 

周りの子と比較しているからなんです。

 

 

「うちの子大丈夫なのかな...?」

 

と考えてしまう場合、他の子と

比較して考えているケースが多いです。

 

でも、少し考えてみてください。

 

他の子と全く同じ(クローンみたいな)

子どもに育てたいのでしょうか?

 

おそらく違うと思います。

 

他の子と比較して不安になるのではなく、

 

「特徴がある」

 

こう捉えてほしいです。

 

 

また、心配事は大丈夫なことがほとんど

なんです。

 

ペンシルバニア大学の研究によると、

 

心配事の79%は実際には起こらず、

 

残りの21%のうち16%の出来事は、

 

事前に準備をしていれば大丈夫

 

と結論づけています

 

つまり、心配事が実際に起こってしまうのは

 

たった5パーセント程度という結果

 

を導き出しました。

 

 

頭で悩んでいても現実は

 

何も変わりません。

 

子育ての目標に向けて行動したほうが

 

いいと思いませんか?!

 

実際に心配してることの9割が起らない

 

わけですから。

 

心配性を治そうとするのではなく、

 

不安に思った事実を

 

見方を変えてみてほしいです!

 

自分自身も少し楽になると思います!

 

 

 

閲覧ありがとうございました★

 

ほめる際に気をつけるたった1つのこと

ほめて、伸ばす

 

みなさんも聞いたことがあると

思います。

 

ほめるイメージとして

 

ほめる=いい事

 

ほめる=自己肯定感が高まる

 

と、ほめることって

すごく有効的なイメージがある

と思います。

 

私も怒ってばっかりのころ

 

「怒るんじゃなくて

ほめよう!ほめよう!」

 

と意気込んでいました。

雰囲気はよくなるのですが

 

子供が自分で考えて行動するようには

なりませんでした。

 

 

実は、ほめる時にたった1つのこと

 

意識すると結果が変わるんです

 

それは、

 

「過程をほめる」

 

事なんです。

 

聞いたことはあるけど

 

ほんとにそれで結果が変わるの...?

 

私も同じことを思っていました。

 

 

 

アメリカの大学でこんな研究がされています。

 

子どもたちにテストを受けてもらい、

 

子どもを2つのグループに分けます。

 

1つ目は

子どものテストの点数をほめるグループ

 

2つ目は

子どものテストを受けるまでの過程をほめたグループ

 

その後の子どもの行動を調査したのですが、

 

1つ目のグループの子どもたちは

 

自分が解ける問題を解き始めたんです。

 

一方、2つ目のグループの子どもたちは

 

今までより難しい問題を解き始めたんです。

 

この研究では、結果(テストの点数)をほめた場合

 

子どもはその点数を維持しようとする。

 

でも過程をほめると、

 

もっと頑張ろうと意識するわけだと結論づけています。

 

こう言われると、

たしかに...と納得できると思います。

 

さらにこの研究には続きがあり、

 

結果(テストの点数)をほめた子どもたちが

 

次のテストの点数が悪いと

 

それを必死に隠そうとする。

 

とも書かれています。

 

つまり、嘘をつきやすくなってしまうんです。

 

 

過程をほめることを意識すれば

 

目先の結果は大きく変わらないかもしれませんが

 

自分のできないことにもひとりで

 

挑戦しようとなるわけです。

 

 

結果がよくても悪くても

 

過程をほめてみてください。

 

子どもに小さな変化が見られます!

 

 

 

正しい子どもへの問いかけとは...?②(問いかけの本質とは)

「なんでそんなことするの?」

 

私はこのセリフ、

 

口癖のように言っていました。

 

 

前の記事では、問いかけには

 

2種類あるということを説明しました。

 

この質問は、回答がなんでもあり

の方です。

 

そして言ってしまえばこの質問...

 

この手のラスボスなんです。

 

どういうことかというと、

 

この質問、質問した側に解答権がある状態です。

 

例えば、

遊んでいて水をこぼしてしまった

ヒロシくんに対して、

 

お母さんが、

 

「ヒロシ、なんでそんなことするの?」

 

と聞いたとしましょう。

 

それに対し、子どもが

 

「遊んでいたから...」

 

というベストアンサーを言ったとしても、

 

全然納得いかないと思います。

 

 

なぜか...?

 

この質問が、

お母さんの独り言だからなんです。

 

この状況の場合、お母さんは

なぜ?と聞かなくても、

 

『水がこぼれた→理由→遊んでいたから』

 

ということを理解しています。

 

つまり、子どもが答えなくても

 

答えを知っています。

 

 

そして最悪の場合、子どもが

 

「ごめんなさい...」

 

と言ったとしても、

 

「ごめんなさいじゃないでしょう!」

 

というケースになるわけです。

 

ちなみに私はこのケースを目の当たりにしてきました。

し、自分自身もやってしまっていました。

 

では、この誰も得をしないループ

入らないようにするには、

 

 

「なんでそんなことするの?」

 

と、言いたくなったら

 

「なんでそんなことするの...⤵️」

 

ひとり事のように、つぶやいてください。

答えはもう知っているはずなので。

 

 

今回は問いかけが重要ではないケースを

紹介しました。

 

まとめると、

 

質問は、相手のことを

 

知りたい時に使うモノなんだ!

 

と理解していただきたいと思います!

 

 

子どもの「なんで?」を大事にしてほしい理由

「ね〜、なんで〇〇なの〜?」

 

子どものこの質問、

 

実はかなり本質をついている

 

事がおおいんです。

 

そして、

 

私が自分を変えようと思った

 

きっかけの1つはこの質問でした。

 

 

「なんで挨拶ってしないと

いけないんですか?」

 

私はその時、頭をフル回転させました。

 

 

「大事にしないといけないものだから」

 

「人としての常識だから」

 

「そんなのへりくつだよ!」

 

 

どれも本質的

答えられていないことに

気付きました。

 

さらに、

 

「自分の限界を子どもに強制してる」

 

だけなんだと考えました。

 

「〜は〇〇と言われているから。」

 

この常識こそ、子どもの可能性を

せばめてしまうんです。

 

 

 

「なんで勉強しないといけないの?」

「なんでこれやるの?」

 

という質問に対して、

 

本質をついた解答ができるでしょうか...?

 

自分でも

 

「わからないけど、

周りもこう言ってるし」

 

「とりあえず〜しておきなさい」

 

という解答をしていたら

 

子どもは親に

相談できなくなってしまいます。

 

では、どうしたらいいか?

 

答えは

すごく簡単なことなんです。

 

「わからないことは

一緒になって考える。」

 

 

その場で知らなくて恥ずかしいのと

 

子どもの可能性をせばめてしまう。

 

どちらがほんとうに

怖いことでしょうか?

 

「なんで〇〇なの〜?」

 

 

またこの質問がきたか!

 

と思ったら、

 

「この子は本質をみぬこうとしている...!」

 

こう、とらえると

 

子どもが成長していく姿を

 

もっと楽しくみれると思います。

 

 

 

正しい子どもへの問いかけとは...?①

問いかけってかなり深いモノなんです...

 

 

「今日雨〜?」

「今日の天気どんな感じ〜?」

 

問いかける側は、

同じ”質問”に感じるかもしれません。

 

でも、ぜっんぜっん違うんです!!

 

何が違うかというと、

答える側の、回答の幅なんです。

 

「ハバ...?」

 

大丈夫です。

僕も最初はなんのこっちゃでした(笑)

 

先ほどの2つの質問を例にみていきましょう!

 

1つ目の質問、

 

「今日雨〜?」

 

に対する回答は、

 

「うん(YES)」

あるいは

「違うよ〜(NO)」

 

だと思います。

よほど、とんちの効いた回答でない限り

この2択になります。

(たまーにこういう質問に、

「アメなんて持ってないよ〜」と回答

する子どもがいますが、

その対処法はまた別の機会にお話しします(笑))

 

2つ目の質問、

 

「今日の天気どんな感じ〜?」

 

に対する回答は

なんとでも答えられます。

 

「めっちゃ晴れてる!」

「すごい暑いよ〜」

 

など、答える側は自分の好きなように

答えを選ぶことができます

 

さて、違いがなんとなくわかってもらえたのでは

ないでしょうか?

 

この2択、別の質問で考えてみましょう。

 

「習い事でちゃんと行ってる?」

「最近習い事の調子どう?」

 

さて、だいぶ違った質問に

見えてきたのではないでしょうか?

 

 

「子どもが話さないから」という先入観

 

(YES)(NO)の質問しかしていなければ

 

子どもとも会話は減っていく一方です。

 

逆に、「調子どう?」と

 

毎回聞かれていたら嫌になってしまう

 

気持ちもわかりますよね...

 

 

でも、僕も含めてみんな

この2種類の問いかけを意識せず

使っていると思います。

 

この問いかけを使い分けると、

 

自分で考えるようになり、

子どもがやりたいことを自分から

話してくれるようになるんです。

 

 

つまり、問いかけを増やすのではなく

 

問いかけの質(引き出したいモノ)

 

を重視した方がいいんです!!

〜してはいけません!のワナ

「〜してはいけません!!!」

 

両親の言っていることあるある

 

No.1なのではないでしょうか?

 

 

そう思って調べてみると

 

子どもメーカーが実際に調査していました(笑)

両親に言われるワードをアンケートした結果、

 

第一位は『しつけを正す・叱る言葉』

でした。

 

子どもに〜という行動をしてほしくない!

 

という表れだと思います。

 

でも、ほんとうに叱る言葉

子どもの行動は変わるのでしょうか?

 

結論から書くと、変わります。

 

でもこの方法、ワナがあるんです...

 

それは短期的にしか続かない

ということです。

 

「この箱は、

開けてはいけません!!!!」

 

と、言われると開けたくなりませんか?!

 

しかも、

 

中身が気になりませんか?

 

「ゲームしちゃだめってば!」

 

こちらはどうでしょうか?

 

素直に子ども目線で考えてみましょう(笑)

 

ゲームしている最中に

ゲームをダメと言われたら

 

「あ〜もう少しでクリアできそう

だったのにな〜」

 

と思いませんか???

 

 

2つとも同じことなんです。

「〜してはいけないと言われると、人間は

余計にその行動に引っ張られてしまうんです。

 

 

一時的には行動をやめさせられますが、

 

その行動をとるとどうなるのか

 

という未来を見てしまうんです。

 

なので、

 

「何回言ったらわかるの!」

と言うことになるという

無限ループに入りこむというワケなんです。